議会活動報告

市議会で異変が

2015年8月18日

5月の臨時議会で、議長、副議長、神奈川県内広域水道企業団議会議員(定数3)、後期高齢者医療広域連合議会議員(定数3)、川崎競馬組合議会議員(定数2)に複数が立候補し、選挙がおこわれました。6月定例会でも、議会選出監査委員(定数2)に複数が立候補し、選挙がおこなわれました。議長選挙は40年、副議長選挙は44年ぶりです。

国と異なり、地方自治体では首長と議員は直接住民から選挙で選ばれるという二元代表制がとられ、議会・議員は行政をチェックしていく役割を担っています。行政をチェックするとともに、市の施策に住民の多様な意見を反映させていくためには、大会派のみならず少数会派も役職を担うことが求められます。

そのような観点から、川崎市議会ではこれまで慣例として、議長は第1会派から、副議長は第2会派から、監査委員は第3・第4会派から、神奈川県内広域連合企業団議会議員などについては議員数の比例按分によって選出・投票することを話し合って決めてきました。

共産党市議団は、議長候補には、「公平公正に民主的な議会運営を行う」よう申し入れ、約束を受けて、第1会派の候補者に投票してきました。

ところが今回、共産党以外の会派がこれまでの慣例を廃棄して、大きい会派がすべての役職を独占できるやり方を主張。結果、これらの役職は、自民、公明、民主みらいが分け合いました。

今回の大会派中心の主張が、「戦争法案」への圧倒的国民の反対・慎重審議を求める声を無視して衆議院で強行採決した安倍内閣の横暴に重なって見えるのは私だけでしょうか。神奈川新聞は「『自民1強』を背景にした思惑も見え隠れする」と書いています。