議会活動報告

旧稲田登戸病院跡地の国有地に特別養護老人ホームの整備を提案

2010年12月28日

すべての入所希望者が入れるよう「整備促進プラン」の見直しを

斉藤ニュース①特別養護老人ホームの待機者数が今年4月時点で5386人に達し、さらに増え続けています。現在の総ベッド数の2倍以上の人が待機している深刻な事態ですが、市の今後の整備目標は2013年度までに1249床の増だけ。これでは、入所を待つ高齢者と家族の願いに応えることはできません。9月議会の決算審査特別委員会で斉藤たかし議員は、すべての入所希望者が入れるよう「整備促進プラン」を見直すべきと求めました。

用地が見つからないことが整備が進まない大きな要因ですが、国は今年6月に発表した「国有財産の有効活用」方針の中で、「保育所、介護施設、障害者福祉施設等の整備」のために「未利用国有地の活用ができるよう地方公共団体を通じた貸付」「定期借地権を利用した未利用国有地の貸付」などを打ちだしています。

「国有地等の活用を視野に入れながら検討していく」と健康福祉局長が答弁

斉藤議員は、こうした国の新たな動きを生かして特養老人ホーム建設のために国有地を積極的に活用すべきと主張。多摩区には旧稲田登戸病院跡地に4800、mの国有地があることを紹介し、候補地として調査を急ぐよう提案しました。

斉藤ニュース②健康福祉局長は、「公有地の積極的な活用と併せて着実な整備に努めていく。他都市において国有地での社会福祉施設整備の事例があるので、整備に必要な条件を勘案し、国有地等の活用も視野に入れながら検討していきたい」と答えました。

(右写真)旧稲田登戸病院跡地を視察(11月)

 

各地で広がる公有地を活用した整備を求める動き

各地で公有地を活用して認可保育園・特養ホーム・公園広場の整備を求める動きがひろがっています。

○川崎区 旧県立職業技術学校京浜分校跡地 保育園・特養ホーム・公園広場の整備を求める請願を地元町会が市議会に提出。

○中原区 旧県立職業技術校跡地 保育園・スポーツ防災公園を求めてスポーツ団体・住民が県や市に要望。

○高津区 県の旧中小企業従業員住宅跡地 多目的施設・防災機能を備えた特養ホームを求めて老人会・住民が署名運動。

○宮前区 市の旧水道局官舎跡地 認可保育園の整備を共産党が要求、市が検討を約束。

○世田谷区 北沢の国有地 国会と区議会での共産党の要求が実り、認可保育園の建設が決まる。